2008年05月10日

置き菓子

オフィスに菓子類を詰めた専用の箱を置き、売れた分
だけ代金を回収する“置き菓子”サービスが静かなブー
ムになっている。

オフィスの高層化などが進み、外に出て買いに行くのが
面倒なOLや中高年男性の人気を集め、菓子業界などの
参入が増えている。

少子化で子供向け菓子の売り上げが落ちるなか、
オフィスでの需要を狙ったのが当たった。
今後ますます、オフィスの“商圏”争いも激化しそうだ。

置き菓子は、お菓子が数種類入った専用のボックス
職場に置き、食べたい人が一個につき100円程度の
代金を払って取り出す仕組み。

担当の販売員が週に1回程度、商品の補充と代金回収
に出向く。
富山の置き薬」や「野菜の無人販売」に似たビジネス
スタイルだ。

グリコが2002年にサービスを始め、菓子市場の2割
を占めるとされるオフィス需要拡大の契機となった。

ロッテは、首都圏の一部地域での試験販売を経て、今年
から本格展開に乗り出した。

森永乳業は、今年からヨーグルトやプリン、牛乳などを
提供するサービスに本格進出した。
オフィスに専用の冷蔵庫を置き、系列の牛乳販売店
早朝の牛乳配達を終えた昼間に商品補充や集金に回る
仕組み。
「人員や設備を増やさずに全国展開できる」ため、
“一石二鳥”の取り組みだ。

6年前に先行参入し、迎え撃つ形となったグリコも
強気で、これまでに専用の冷蔵庫でアイスクリーム
飲料などを提供するサービスも始め、収益性の高い
大都市圏に絞った展開を強める考えだ。

全日本菓子協会によると、「人口の減少や少子化の影響
で、大幅な拡大を期待するのは難しい」と指摘。
新しい需要の獲得に向けて、大人や男性、オフィスを
ターゲットにした動きが加速しているという。

今後、置き菓子への参入企業が増えることで売上げの
見込める「高層ビルの上部階など条件のいいオフィス」の
取り合いが始まることも予想され、社員の支持を集める
品ぞろえやきめ細かいサービスが課題となりそうだ。



(WEBニュースより)
posted by L at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になる話