トイレ清掃を活動の柱に捉えるPTAがある。
新校舎を使い始めたとき、特にトイレ掃除に手間がか
かることが課題に挙がった。
「限られた時間で効率よくできるよう、生徒たちをどう
指導すればよいか」教師と保護者の話し合いの中で、
PTAが保護者も清掃指導に参加することを決めた。
PTA会員なら、誰でも参加でき、平日に短時間で
活動ができるため、今まで「家事に追われる朝夕や、
休日は忙しい」と敬遠してきた保護者の中にも、積
極的に参加してくれる人が増えてきた。
どの学校でも、「学校にかかわる活動はしたい」と
思っている保護者は少なくない。
PTA活動で大事なのは、どれだけ多くの保護者に
学校へ足を運んでもらえるかということだろう。
校舎の汚れを放置することは、学校の「荒れ」の
入り口となる。
最も汚れやすいトイレをきれいにし続けることは
学校や生徒を「荒れ」から守ることにも繋がる。
大人たちと一緒に清掃をすることで、生徒がトイレ
をよごさないように注意し合うようになった。
生徒にとっても、親たちにとっても、このトイレ
清掃をすることによって、お互いに好影響を与え
ている。
こういった活動を取り入れ、生徒たちと親たちの
コミュニケーションをつくりやすくすることが、
これからのPTA活動に求められているのではな
いだろうか。